岩﨑です。
だいぶ以前に、函館を旅行した際、南茅部町の縄文文化交流センターを訪問しました。
ここに国宝の「中空土偶」が展示されていました。
名前は「茅空」(かっくう)と言います。南茅部町の「茅」と中空の「空」から付けたそうです。
1975年(昭和50年)に地元の主婦がジャガイモ畑で農作業中に発見したとのことです。
大変薄く精巧に作られており、よくぞ破損せずに取り出してくれたと思います。
腕の部分は、もともと壊して埋めたと考えられています。

3200年前、縄文人は何を考えてこのような土偶を作ったのでしょうか?
360度観察すると細かな模様もあり、人間のもの創りに対する執念(こだわり)を感じさせてくれます。
「こだわり」は、歯科技工士にとっても技術向上に必要な気質であると思います。
ここの函館縄文文化センターの展示は素晴らしく、写真も撮り放題ですので、時間に余裕も持って訪問してください。
現在、北海道、北東北 縄文文化を世界遺産にとうい運動をしています。
北海道、北東北地域に世界に誇る縄文文化が存在したことは素晴らしいことですね。
入館料は大人300円です。是非一度、訪問してみてください。
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